【東海市】「バリアを越えて楽しむ、新感覚の公園デビュー!」- 池下公園、市内初のインクルーシブ対応公園として注目!
市役所から徒歩約5分の「池下公園」には子供から大人まで楽しめる施設が充実しており、新しく導入されたインクルーシブ対応の遊具が、障がいの有無に関わらず誰もが安心して遊べる環境を提供しています。
市役所周辺には、テニスなどアクティビティから花火大会なども行われる「大池公園」があります。成長に合わせて大きな公園へステップアップする為の準備に池下公園の利用はとても便利なので、押さえておきたい無料のお出掛けスポットです。
◆インクルーシブ対応公園って何だろう?
インクルーシブ対応公園とは、あらゆる人が安心して利用できるようにデザインされた公園です。 従来のバリアフリーから更に対象を広げ、障がいの有無にかかわらず、全ての人が参加できるようになり、異なる能力や背景を持つ人々が共に楽しめる場を提供しています。
気軽にお出かけできるバリアフリーなアクセス、誰もが利用可能な遊具、遊びの多様性、安全性の確保、配慮された設備、それらによって生み出されるコミュニケーションの促進が特徴です。 ゆったりと降りられるスロープ
◆市内初のインクルーシブ対応公園は市役所の隣!
東海市内では、「東海市役所」正面玄関の第1駐車場側にある「池下公園」がその第一号として、2023年4月に一部の遊具をリニューアルし、インクルーシブ対応の遊具が初めて導入されました。
お散歩ができるようになった小さな子供を連れて公園デビューのパパ・ママにも、少し大きくなった兄弟を連れてのパワー溢れる公園遊びにも、おじいちゃん・おばあちゃんと三世代でのんびり遊ぶ場所としても、健康づくりに公園で寄り道ワークアウトをしたい学生・若者にも、全ての人が新しいスタイルの「誰でも気軽に利用できる公園」を体験できます。
市役所での用事に子供を連れて行くと、どうしても子供が飽きてしまったり、走り回りたくなってしまいます。市役所の駐車場から公園を見られるので「あとで行こうね!」と楽しみを持ってもらえるのでオススメです。駐車場は市役所と共用なので、そのまま停めておくこともできますし、市役所の利用がなくても駐車できます。
奥には市民プールもあります。
◆遊具以外の注目ポイント
駐車場から公園までは段差の低い階段やスロープもあるので、ベビーカーや車椅子でものんびり移動できます。階段大好き!頑張って使いたい!という子供にも緩やかな階段は穴場スポットです。 暖かい日や夏日には「あずまや」があり、お弁当を広げたり日陰も確保できます。
ソーラータイプの時計も大きい文字盤で見やすいです。 トイレは男女別になっており、公園の中心辺りにあるので連れていきやすいです。 ベビーカーも通れる舗装されたスロープ。上がった目の前は市役所の駐車場です。 公園周辺も緑が多くお散歩コースとしても人気!段を上がるとすぐ目の前に市バスのロータリーと市役所の正面玄関があります。 自販機やレストランは庁舎内にあり誰でも利用できます。 ベビーカーで移動しやすい舗装された道路になっています。 上った先は、市役所の正面玄関側に出ました。 市バスのロータリーがあるのでバスで来ることもできます。 正面玄関付近にもベンチや浅い池があります。
◆どんな遊具があるの?
多くの人は「インクルーシブ対応の遊具」と言われてもピンと来ないと思いますが、一言で言えば安全性に配慮されたどんな能力や背景を持つ子供たちも一緒に楽しめる遊具です。
幼稚園や保育園に設置されているものを、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に遊びやすいよう手すりなどが加えられ、視覚的にもカラフルな色使いで知育面でもポジティブな刺激があります。
遊具のラインナップから、小学生くらいまでの子供・兄弟利用が多いですが、大人向けの健康器具ではパパ・ママも体を動かす事ができます。
園内設置遊具をみていきましょう!
レインボーキャッスル 向かって左手は対象年齢が3~6歳の幼児向けの「レインボーキャッスル」です。 広くて低い段差の階段は、子どもたちにとって登りやすく、手すりがついているので、慎重な子でも自分のペースで登れます。 手でクルクルと絵柄が変えられる絵合わせパネルも楽しめる工夫がされています。 わくわく!スカイドリームファンタジーコンビネーション 対象年齢が6~12歳の子供たちに人気の「わくわく!スカイドリームファンタジーコンビネーション」もあります。飛行船のモチーフや雲、鳥のイラストが描かれたこの遊具は、階段やジャングルジム、ロープを駆使して3つのすべり台を目指す冒険を楽しめます。 掴まる・登るの運動が自然と身につく楽しいデザインです。 ▼160cmの大人から見た高さ・目線です。大人の背丈より高い遊具になります。 ロープでできたトンネルは、落下しない網目の大きさ。外から見守れるので安心です。 遊具の下も歩きやすいので、下から子供を追うことができます。 複数の滑り台・スライダーがあるので好きな子が何度も滑りに上っていました。 波打つ滑り台は緩急があって面白いです。 登り棒タイプの遊具もあります。 公園デビューは使い方を学びながら思いっきり遊べます。 公園遊びの基本から、仲良く遊ぶための使い方まで一緒に確認しながら遊べます。 公園内には健康器具やシーソー、砂場、鉄棒などが設置され、大人も子供と一緒に楽しむことができます。
大人用健康器具は12種類、子供と一緒にパパが体を動かしていました。 大型遊具のそばにあり、見通しの良い場所にあります。 休日は親子連れで運動している様子を見ることができました。 雲梯(うんてい)は大人が手を伸ばして掴める高さなので、小さな子が間違って登ってしまうこともなく安心です。 ジョギングできる舗装された道路と走り回れる芝生のエリアがあります。 砂場・鉄棒も大型遊具の隣にあります。 鉄棒は大人も遊べる高さまで揃っています。 乗って前後に揺れるタイプの遊具2台は2023年11月時点では封鎖中、撤去か新しいものと交換のようです。 小さめのグランド、住宅街に面している部分はネットが張ってあります。
木が多く、昼でも木陰で休む場所が結構あります。 大型遊具が近いので、本格的なボール遊びや運動には大きい公園がオススメです。 池下公園は、東海市の避難場所に設定されています。 撮影時は秋、園内にどんぐりの木があり、親子で集めているグループもいました。 池下公園は、子供から大人まで楽しめる施設が充実しており、新しく導入されたインクルーシブ対応の遊具が、障がいの有無に関わらず誰もが安心して遊べる環境を提供しています。
遊び場をお探しの方は、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
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